問題解説
第37回文具検定全国模擬試験に多数のチャレンジありがとうございました。下記に出題しました問題や解答に関する解説を行っています。

ぺんてる問題解説
問題正解解説
1ぺんてるのロングセラー「修正液」のキャップのギザギザの役割は?

ペン先についたカスを取る1983年、ぺんてるはそれまで一般的だったハケで塗るタイプに替わって、より便利なペンタイプの修正液を発売しました。修正液の乾いたカスがペン先に付いたときには、キャップの溝に差し込んで回すことで、カスを除去できます。

2ぺんてるが現在販売している製図用シャープペンシルのなかで、最も歴史の長い製品はどれ?
グラフペンシル5(PG5)1965年、ぺんてる初の製図用シャープペンシル「グラフペンシル」が発売されました。以降、様々な製品が開発され、ぺんてるの製図用シャープペンシルは、多くの人に愛され続けています。グラフペンシル5は、1972年に発売され、現在販売されてるぺんてるの製図用シャープペンシルの中で最も歴史の長い製品です。専門家だけでなく学生にも本格的な製図用シャープペンシルを手軽に使えるようにしたベストセラー商品です。2025年、ぺんてるの製図用シャープペンシルは発売から60周年を迎えます。

3ぺんてるの「小学校色えんぴつ」に入っていない色は?
はいいろ小学校色えんぴつは、軽いタッチできれいに塗れて、発色が良く、芯だけでできたソフトな色鉛筆です。基本の12色に小学校6年間の授業で使いやすい3色もラインナップ。あさがお観察・植物・昆虫などの自然観察・山地や平野の塗り分けなど、せいかつ科(1・2年生)、理科・社会化(3年生〜)で使いやすい色をそろえました。

4グラフ1000フォープロで販売されていない芯径はどれか。
0.2その他にも、グラフレット、グラフギア500、グラフギア1000は同様の5芯径で販売しています。

5ぺんてるの主な店頭用スケッチセット(ZST30・41・21)にはネオセーブル筆は2本入っている。その種類は何と何?


丸筆6号
丸筆14号
ネオセーブル筆では、@丸筆0・6・14号の3本セット、A丸筆0・10号・平筆14号のアート筆3本セットも販売しています。@はスケッチセットの買い替え+極細の0号追加、Aはスケッチセットに入っていない筆セットとして需要があります。
ちなみに筆の〇号という大きさについては、明確な規格があるわけではなく、各社で設定しているものになります。

6浮遊感があるここちよい書き心地が特徴のぺんてるのボールペンの名前は?

FLOATUNE「FLOATUNE」は、インキがなみなみと流れるシステム×特殊なインキのクッション効果の仕組みによって、ボールペン筆記時に生じる摩擦を極限まで軽減し、浮遊感のある書きごこちを実現しています。
またその他の回答選択肢、「ENERGEL」は、なめらかな書き味と速乾性が特徴のゲルインキボールペンです。「Calme」は、静かなノック音が特長のなめらか油性ボールペンです。「MATTEHOP」は、絵の具のような鮮やかな発色で、マットな筆跡の高隠蔽・高彩度のインキを使用したボールペンです。

7「ぺんてる」の社名の由来は?

オイルパステルの名前定着剤が必要だった固形描画材「パステル」の欠点をカバーし、顔料純度が高く発祥の良い定着性に優れたオイルパステル「ぺんてる」を発売。ペインティングの「ペン」とパステルの「テル」を合わせて付けられた名前は瞬く間に広がり、いつしか会社も「ぺんてるさん」と呼ばれるようになり、1971年正式社名を「ぺんてる株式会社」としました。

8ぺんてるの「サインペン」が世界的にヒットするきっかけを生んだ、著名な人物といえば?

アメリカ合衆国大統領シカゴの見本市で配布した1本が、大統領報道官を経て、第36代アメリカ合衆国大統領リンドン・ジョンソンが手に渡ります。大統領はサインペンを気に入り、一度に24ダース(288本)も発注。この話がメディアに取り上げられたことが、サインペンの世界的なヒットのきっかけとなりました。

9クレヨンとパスの説明で、間違っているものは?

クレヨンは混色が得意で、パスは重色が得意な描画材であるクレヨンとパスの原材料は殆ど同じで、クレヨンはワックス分が多め、パスはオイル分が多めに配合されています。なので、タッチ感が硬めに出来上がっているのがクレヨン、柔らかめに出来上がっているのがパスとなります。硬めに出来上がっているためクレヨンは線書きに適すよう、先端が尖っており、逆にパスは面塗りに適すよう円柱状に出来ています。(クレ線、面パスと覚えます)
この特性は得意な技法の違いにも現れます。(簡易解説の通り)また、クレヨンはペットボトルやガラスにも描ける特徴があります。

10ぺんてるが「手描きを、贈ろう。」というメッセージと共に始めた活動ブランドは?

PentelArts手描きを、贈ろう。PentelArts(ぺんてるアーツ)は、ぺんてるからの新しい提案です。「手描きを、贈ろう。」というメッセージと共に、手描きの温もりや楽しさが生み出す、日々の豊かさをお届けします。



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